プレスリリース

結婚1〜2年目、夫の悩みは「自分の幸福度」と、妻の悩みは「夫婦関係」と関連。既婚男女399名調査【ナレソメ総研調査】

リリース発行企業:株式会社ナレソメ

情報提供:

結婚相談所「ナレソメ予備校」を運営する株式会社ナレソメ(本社:東京都港区、代表取締役:宇波豊)の「ナレソメ総研」は、既婚男女399名を対象に「既婚者対象:結婚生活に関する調査2026」を実施し、2026年9月6日に調査記事を公開しました。

結婚生活では、家事や育児、仕事、家計など、さまざまな悩みが生まれます。同じ家庭で暮らす夫婦であれば、同じ問題から受ける影響も共通しているように思われるかもしれません。本調査では、生活上の悩みと「夫婦関係満足度」「家庭生活満足度」「自身の幸福度」との相関を男女別に分析しました。その結果、悩みの内容だけでなく、その悩みが何と結びつきやすいかにも男女で違いがある可能性が明らかになりました。
男性は「自分の幸福度」、女性は「夫婦関係・家庭生活」。悩みの結びつき先に男女差



本調査では、生活上の悩みと、以下3つの指標との関連を分析しました。
- 夫婦関係満足度:夫婦間の関係性に対する満足度
- 家庭生活満足度:パートナーや子どもなどとの関係性を含めた、家庭生活に対する満足度
- 幸福度:個人としての幸福感

全て7段階評価で、4を基準として1が「非常に不満足」、7が「非常に満足」を示します。

その結果、男性では「家計」や「ワーク・ライフ・バランス(WLB)」の悩みが、「自身の幸福度」と比較的強く関連していました。一方、女性では「家事・育児」の悩みが、「夫婦関係や家庭生活の満足度」と関連する傾向が見られました。
【男性】「家計」と「ワーク・ライフ・バランス」の悩みが「自分の幸福度」と関連



結婚初期(1〜2年目)の男性では、「自身の幸福度」との相関係数が、「ワーク・ライフ・バランス(WLB)」の悩みで-0.46、「家計」の悩みで-0.42となりました。

※相関係数は、-1.0〜1.0の範囲で、絶対値が大きいほど強い相関があると言えます。相関係数が正(+)の場合「片方が上がるともう片方も上がる」、負(-)の場合「片方が上がるともう片方が下がる」関係にあることを示します。

同じ時期の男性の、夫婦関係や家庭生活の満足度との相関係数は-0.34〜-0.38でした。また、結婚初期の男性では、「ワーク・ライフ・バランス」の悩みが、「自身の幸福度」と相関し、その程度は夫婦関係満足度や家庭生活満足度よりも強くみられました。男性にとって家計やワーク・ライフ・バランスの悩みは、夫婦仲そのものよりも、「自分は今、幸せだと感じられているか」という個人の幸福感と比較的強く結びつきやすいことがうかがえます。
「家計」と「ワーク・ライフ・バランス」に悩む男性ほど、家事・育児の「半分以上」を担っていると認識
では、家計やワーク・ライフ・バランスに悩む男性には、どのような特徴があるのでしょうか。






※「悩みの強さ」は7段階評価(1〜7)で集計し、1〜3を「悩み:弱」、5〜7を「悩み:強」と定義しています。

家事・育児全体を10とした場合の自分の負担割合をたずねたところ、結果は以下のとおりでした。
- 「家計」の悩みが弱い男性は4.45、強い男性は5.35
- 「ワーク・ライフ・バランス(WLB)」の悩みが弱い男性は4.74、強い男性は5.32

ワーク・ライフ・バランスの悩みが強い男性は、自分が家事・育児の半分以上を担っていると認識していることがわかりました。また、これらの層ではキャリア満足度や自己決定感が低い傾向も見られました。仕事と家庭の双方で「自分の望む選択ができていない」という感覚が重なっている可能性があります。
【女性】「家事・育児」の悩みが、夫婦関係・家庭生活の満足度と関連
一方、女性では、生活上の悩みと個人の幸福度との関係は弱い傾向にありました。






特徴的だったのは「家事・育児」の悩みです。相関係数は、夫婦関係満足度とで-0.40(結婚1〜2年目)、家庭生活満足度とで-0.45(結婚3〜9年目)となり、一定の相関を示しました。
女性にとって生活上の悩みは、「自分がどれだけ大変か」という個人の問題にとどまらず、家族との関係性と結びつきやすい傾向が見られました。
悩みが自分自身の幸福と結びつきやすい男性とは、対照的な結果です。
恋愛心理学者・山崎敬太 コメント






恋愛心理学者であり、ナレソメ予備校で1,000件以上のカウンセリングを行なってきた山崎敬太は、今回の結果について次のようにコメントしています。

「今回の調査では、結婚生活における悩みと満足度や幸福度との関連性は、男女で異なる可能性が示されました。結婚初期においては、男性は悩みが自身の幸福度と、女性は夫婦関係の満足度と関連しやすい傾向が見られています。
男性の場合、『仕事も家庭も両立させたい』という理想を実現できていないと感じることが、個人としての幸福感の低下につながっているのかもしれません。女性の場合は、家事・育児の悩みの背景に、共に生活を営むパートナーと協力し合える関係を十分に築けていないという思いがあり、それが関係そのものへの不満として表れる可能性があります。
同じ家庭で暮らしていても、夫婦が結婚生活に抱く期待や理想は、必ずしも同じではありません。目の前の悩みにどう向き合うかはもちろん、その背景にあるお互いの不安や理想に目を向けることが、夫婦円満、そして二人それぞれの幸福につながる手がかりになるのではないでしょうか。」
記事ではさらに、以下の内容も詳しく解説しています
- 結婚3〜9年目になると、男性の悩みと満足度・幸福度の関連はどう変わるのか
- 女性の「家事・育児」の悩みは、単純な分担量だけでは捉えきれない
- 夫婦のすれ違いを減らすための、「悩みの結びつき先」を理解し合うという視点

夫婦の悩みの違いをデータから知りたい方は、ぜひ本編もご一読ください。
https://naresome.co.jp/note/marital-issues-gender-gap/
恋愛心理学者・山崎 敬太のプロフィール
筑波大学心理学類卒。日本パーソナリティ心理学会所属。研究テーマは「遠距離恋愛の関係継続」。

在学中から恋愛心理学を探究し、自己肯定感や関係維持の心理を研究。
延べ1,000名以上のカウンセリングを行い、"恋愛と結婚のリアル"を科学的かつ温かく伝える。2025年にはルクア大阪(JR西日本SC開発(株)協力)で恋愛ワークショップを開催するなど、理論と実践をつなぐ恋愛心理学者。
https://naresome.co.jp/keita-yamazaki/
調査概要
<調査方法>
インターネットによるアンケート調査
<調査期間>
2026年7月2日(木)〜7月8日(水)
<調査対象>
既婚の男女
<回収サンプル数>
399名(男性113名・女性286名)※結婚10年目以降の男性11名・女性47名を含む
調査結果の引用について
本調査結果は、以下の引用ルールを遵守いただくことで、どなたでも引用いただけます。

本調査結果を引用する場合は、「既婚者対象:結婚生活に関する調査2026(ナレソメ総研調べ)」および記事URLを必ず明記してください。
記載例:
出典:既婚者対象:結婚生活に関する調査2026(ナレソメ総研調べ)
https://naresome.co.jp/note/marital-issues-gender-gap/
ナレソメ予備校が目指す結婚のかたち
ナレソメ予備校は、「恋愛・結婚を通してQOLを上げる」ことを掲げ、感情的価値と合理的判断を両立させる「ロジカル×ラブ」の考え方を軸に、Best Marriageによる「50年続く幸せ」の実現を目指しています。
ナレソメ予備校とは
「恋愛・結婚を通してQOLを上げる」をコンセプトとしている結婚相談所です。成婚率(82.4%※1)、20代会員比率、会員平均年収、成婚までの活動期間の4部門でNo.1※2を獲得。「結婚はゴールではなくスタートである」と捉え、「50年続く長期的に幸せな結婚を実現する」というミッションを掲げています。
※1 2025年7月〜2026年6月における全退会者のうち成婚退会者の割合
※2 2026年5月期 結婚相談所(IBJ連盟内)市場調査(調査機関:日本マーケティングリサーチ機構)

結婚相談所2.0 ナレソメ予備校
https://naresome.co.jp/yobiko
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