ロッテ（新宿区西新宿）は11月21日、一口サイズの生チョコレート「シャルロッテ」を首都圏以東で新発売した。

　同品は、社名の由来である、ドイツの文豪ゲーテの名作「若きウェルテルの悩み」のヒロイン名を冠したもの。チョコレート需要のトップシーズン（12月～2月）を目前に投入した商品で、「クラシカルでドリーミーな物語性」をコンセプトに、20代～30代のOLをターゲットとした需要喚起を図る。

　同品は、ほろ苦いチョコのシェルに包まれた生チョコレートで、薄手の一口サイズ。素材には独自製法でブレンドした生クリームや洋酒を使用。「フレッシュでありながら濃厚な味わい」を目指した。パッケージは「絵本を開くような感覚」を想起させるようにデザインし、カラーには「何かを希求するような気分をもたらす」黄色を採用した。

　同社は「シャルロッテのように誰からも愛されるように」という願いが社名の由来。同社広報担当者は「定番商品として全国展開を目指す」と話している。価格＝オープン（240円前後を想定）。

　ロッテ