サラリーマンコレクターの30年のコレクション展-大京町・佐藤美術館

サラリーマンの山本冬彦さんによるコレクション展

サラリーマンの山本冬彦さんによるコレクション展

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 佐藤美術館(新宿区大京町、TEL.03-3358-6021)で現在、「~サラリーマンコレクター30年の軌跡~山本冬彦コレクション展」が開催されている。

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 山本さんは、30年間で約1,300点の作品を収集してきたサラリーマン。日本画、油彩、版画などジャンルを問わず、現在活躍している同時代の作家を「現代美術」ととらえ、幅広く作品を収集している。自身を「アートのソムリエ」と称し、画廊の巡り方や美術品購入のアドバイスなども行う。

 同展は、山本さんがコレクションした作品から厳選した160点の作品を展示する。これまでコレクターとして同世代の作家を中心に購入してきた「コレクターの眼」(3階)と、若いコレクターにすすめたいという若手作家紹介のために購入してきた「アートソムリエの眼」(4階)の2つの視点から展示を構成。5階には、大作やびょうぶなどのアート作品が並ぶ。「単なる収集を超えた活動を感じ、美術の魅力の発見につなげてもらいたい」(同館の立島さん)。

 立島さんは「1人のサラリーマンが等身大の目線で収集してきた作品に触れることにより、1人でも多くの人々に自分の好みに従って幅広くアートを 楽しみ、身近に感じてもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~17時(金曜は19時まで)。月曜休館。入場料は、一般=500円、学生=300円。2月21日まで。

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