戦国武将グッズを製作・販売を行う「もののふ 天守」(新宿区新宿3、TEL 03-6457-4366)は2月11日、「第4回もののふ企画・戦国バスツアー~武田家の栄光と滅亡~」を開催する。
昨年から始めた同バスツアー。1回目は「忍城を歩く」(2月11日)、2回目は「小田原北条攻めを歩く」(7月12日)、3回目は「真田・北条の最前線になった上州を歩く」(11月3日)という内容だった。参加者からは「自分の足で巡りながらじっくりと見られるのがいい。今回は、真田の軍用道が特に良かった」(40代男性)、「箕輪城の堀の巨大さに圧巻。長野氏対信玄の攻防が好きなので個人的に感無量」(20代女性)などの感想が寄せられたという。
今回のツアーは甲州を訪れ、織田信長が恐れた武田家盛衰の跡をたどる。新宿西口に集合し、新府城址、甲府城址、躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)跡(武田神社・宝物館)、天目山景徳院(てんもくざんけいとくいん)を巡る。
新府城は、武田家滅亡3カ月前に完成した新たな本城。甲府城は、武田家の後、浅野長政らが造った近世城郭。躑躅ヶ崎館は武田信虎が造り、その後に武田家3代の本城となった。天目山景徳院は、1582年(天正10)年、武田勝頼父子が最後を迎えた場所。
講師は城郭研究家の藤井尚夫さん。昼食は、ほうとうなどを提供する郷土料理店「小作」(山梨県甲府市)で「かぼちゃほうとう」などを用意する。定員は30人で、旅行代金は9,500円。集合=8時30分、解散予定=18時30分。雨天決行。参加申し込み方法などは同店サイトで確認できる。