スペイン料理の小笠原伯爵邸、二ツ星シェフを招きイベント

旧洋館レストラン-小笠原伯爵邸(写真=外観)

旧洋館レストラン-小笠原伯爵邸(写真=外観)

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 インターナショナル青和(渋谷区)が経営するレストラン「小笠原伯爵邸」(新宿区河田町10 TEL 03-3359-5830)は11月13日、14日の2日間、スペインの二ツ星レストラン「ムガリッツ」のシェフが来日にして特別賞味イベントを開催する。

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 イベントでの料理を手掛けるのはアンドーニ・ルイス・アドゥリスさん。ヨーロッパ有数のリゾート地で、ロサスという海岸の街にあるスペインの三ツ星レストラン「レストラン エル・ブリ」(料理長 フェラン・アドリア)の下で修業し7年前に独立した。野生の花やハーブを使い「スペインのミッシェル・プラス」とも呼ばれ、科学する料理人としてスペイン料理界からも高い評価を集めている。今回はアントニーさんが最も得意とする「フォアグラ」を紹介する。両日とも、ランチは12時~、ディナーは19時~。料金はランチ、ディナーともに25,000円。

 同レストランは1927年に小笠原長幹伯爵の邸宅として建てられたスパニッシュ様式の瀟洒な洋館で、建築当時に最盛期を迎えていた曾根中條建築事務所が竣工した。約1,000坪の敷地に建つ330坪の館は2002年、1年半に及ぶ修復を終えレストランとして営業をスタート。東京では数少なくなった本格的な洋風建築の店舗ということもあり、「行ってみたい東京の高品位レストラン」の上位店として注目され続けている。通常のメニューでは、旬の素材を使ったヌォーバ・コシーナ(新しいスペインの家庭料理)を提供している。

 店内は50席で、平均客単価は15,000円。四季折々の花が楽しめる美しい庭園も特徴でガーデンパーティーやブライダルなどのプロデュースも手掛けている。今後はクリスマスの特別ディナーも予定。

小笠原伯爵邸

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