新宿のリビングデザインセンターOZONE(新宿区西新宿3、TEL 03-5322-6500)で現在、「北欧の生活デザインと文化展」が開催されている。
「北欧の生活デザインと文化展」では、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンなど、北欧のデザインを製品として紹介。デザインの特性や制作された社会背景から、人々のライフスタイルや生活者としての視点、価値観、文化や風土などの側面も解説する。展示するのは、生活用品、家具、照明、テーブルウエアなど約150点。
金津創作の森アートコアミュージアム(福井県あわら市)で開催された展覧会をもとに、武蔵野美術大学名誉教授・島崎信さん、東海大学芸術工学部くらしデザイン学科教授・織田憲嗣(のりつぐ)さんのコレクションなどから再構成した。
同館広報担当の木村聡子さんは「1930年代のものも、デザイナーのモノも、アノニマスなものも、人々に愛され、普通に長く使い続けられているものばかり。時代を超えた『デザイン』の魅力と、時間を経て風合いが増した『もの』の魅力を実感できるかと思う。生活とデザインの関係を、日ごろの暮らしと照らし合わせて見てもらえれば」と話す。
営業時間は10時30分~19時。水曜休館(祝日を除く)。6月23日まで。