モンスーン・アクセサライズ・ジャパン(渋谷区)は3月9日、ロンドン発のファッション小物専門店「アクセサライズ」(新宿区西新宿1)を、新宿駅構内の地下連絡通路「メトロプロムナード」に期間限定でオープンした。
アクセサライズは、本社のあるイギリスをはじめフランスなど50カ国以上で700店舗以上を展開する。本社のデザインチームが商品を手がけ、ネックレス・ブレスレット・指輪などのジュエリーから、バック、帽子、ベルト、スカーフ、ヘアアクセサリー、サングラス、フットウエアまで幅広いアイテムを年間5,000種類以上、直輸入している。「ビーズや刺しゅう使いなど、エスニック・エッセンスの強いオリジナリティーの高い独自のテイストが特徴。その上、世界中からインスピレーションを収集した最新のトレンドを加えている」(同社の西澤佳隆社長)。
3月8日まで「ベルビー赤坂」(港区)で限定店舗をオープンし、4月1日からは「表参道Echika」(港区)での展開を予定。通常店舗は、原宿店(渋谷区)、プランタン銀座店(中央区)、大阪心斎橋店(大阪市中央区)、2月19日にオープンした吉祥寺店(武蔵野市)の4店舗。
今回の限定オープンは、ブランド認知の向上を目的としたもので、幅広い客層が多く通行する場所を選び露出を図る。「ブランド発祥の地、イギリス・ロンドンでは各ターミナル(主要)駅に店舗を構えており、そのテストケースとしてもオープンしたかった」(同)という。
内装は、VMD(Visual Merchandising)効果を駆使したディスプレーを表現するため、既存店と同じ壁面を利用し、同じ規格の什器を製作した。
主力商品は、ネックレス(1,650~3,380円)、イヤリング(750~2,200円)、ブレスレット(950~1,950円)、バッグ(4,500~12,000円)。商品ラインアップは既存店と類似した品ぞろえを行うが、店舗前を通行目的で通る人に対し、アクセサリー、ヘヤアクセサリー、文房具、ストッキング、ランジェリーなど手ごろな価格帯の商品群を前面に展開する。
西澤社長は「イギリスでは『H&M』『ZARA』などと同様の位置づけをされていて、ファッション業界内でも人気が定着している。カジュアルからフォーマルまでさまざまなシーンにあったスタイルと、豊富なカラーバリエーションが人気の理由。洋服を新調しなくても、トレンドやオリジナリティーの強い『アクセサライズ』を合わせれば、全体のコーディネートが新しくなるので、この機会にぜひ利用してほしい」と話す。
営業時間は11時~21時。出店は今月30日まで。