新宿経済新聞とエイチ・アイ・エス（HIS、新宿区西新宿6）は12月22日、新宿南口エリアの「年末年始・人気旅行先ランキング」を発表した。

　新宿経ランキングは、新宿経済新聞が主体となり「広域新宿圏」に位置する企業や店舗に調査を依頼、特定エリアにおける消費者ニーズの動向をランキング形式で掲出し定点観測するもの。今回のテーマは「新宿南口エリアにおける年末年始・旅行動向」。

　調査対象は、同エリアに位置するトラベルワンダーランド新宿本社（渋谷区千駄ヶ谷5、TEL 03-5360-4891）。同店を訪れる来客者の傾向は男女別で、男性＝20代（38％）、女性＝20代（52％）とともに20代が最も多く、次いで男性＝30代（37％）、女性＝30代（28％）と、20～30代が約7割を占めている。調査期間は12月26日～31日出発分。上位10位のランキングは以下の通り。

1位　ソウル　（韓国）
2位　ハワイ　（米領ハワイ）
3位　グアム　（米領グアム）
4位　バリ　（インドネシア）
5位　香港　（中国）
6位　台湾　（中国台湾地域）
7位　上海　（中国）
8位　ニューヨーク　（米国）
9位　ケアンズ　（オーストラリア）
10位　イタリア
（新宿本社営業所調べ）

　オールシーズンを通して人気のグアム・ハワイが上位にランクインする中、ソウルや香港台湾に上海など韓国と中国が目立つ結果に。同店所長の吉原さんは「韓国は昨年の1.5倍以上予約が入っている。円高ウォン安がいまだに続いているため、ソウルに買い物目当ての女性客が集中しているのでは」と話す。