「三国志大学」が4月14日、紀伊國屋ホール(新宿区新宿3、TEL 03-3354-0141)で行われる。今回が初開催となる。主催は三国志学会。
約1800年間、多くの人に親しまれている三国志。その三国志に登場する代表的な人物「諸葛亮孔明」。今回は「諸葛亮孔明」にスポットを当て、三国志研究者と三国志作品の原作者らが語る、トークを中心としたイベントを開く。
三国志学会は2006(平成18年)に発足。三国志に関する学術の研究と普及と会員相互の親睦を図ることを目的に活動している。
当日は、1限目=「歴史上の人物としての孔明」(渡邉義浩・早稲田大学教授)、2限目=「古典文学や伝承に描かれる孔明」(仙石知子・二松学舎大学准教授)、3限目=「現代日本で描かれる孔明」(四葉夕卜さん=漫画「パリピ孔明」原作者)、4限目=「孔明づくしのパネルディスカッション」(四葉さん、渡邉さん 、仙石さん、渡部麗さん)で構成。150分にわたる内容となる。
同イベント担当の牛島大介さん(三国志学会評議員)は「三国志研究の第一人者の先生や漫画『パリピ孔明』の原作者など、『三国志』に関する令和のキーパーソンが一堂に会するなかなかない。三国志通の方には刺激的な、初心者の方にも分かりやすい内容なので、ぜひ参加いただければ」と呼びかける。
開催時間は18時30分~21時(18時開場)。参加費は、前売り=2,000円、当日=2,500円。申し込みはキノチケットカウンター(紀伊國屋書店新宿本店1Fインフォメーションカウンター内)またはキノチケオンラインで受け付ける。