カレーショップ「C&C」が新宿に展開する3店舗で7月1日から、ピエトロ(福岡県)とコラボレーションしたメニューの提供を始めた。運営はレストラン京王(府中市)。
「C&C」は1968(昭和43)年、カレーとコーヒーの提供をメインにした新宿店を開業。現在は京王線沿線を中心に18店舗を展開する。コラボするピエトロは1980(昭和55)年にパスタレストランとして福岡県で創業し、現在はパスタレストラン35店舗を運営するほか、ドレッシングやソースなどを製造販売する。
今回はピエトロが手がける赤唐辛子ソース「CHILLIES!(チリーズ)」を使ったメニューを2品提供する。ピエトロ マーケティングデザイン室の中村翔太さんは「当商品のPRを考える中で、交通広告にとどまらずリアル店舗で味を楽しめる場所を作りたいと考え、C&Cさんへサンプルを送った。試食をした開発担当者が気に入ってくれ、すぐにコラボが実現できるようにスケジュールを調整してくれた」と話す。
「西新宿オークシティ店」(西新宿6)では「HOTチリ シュリンプフライと夏野菜のチリうまっカレー」(880円)を用意する。「チリーズ」を絡めたガーリックシュリンプと夏野菜をトッピングする。「新宿本店」「新線新宿店」(以上、西新宿1)は「HOTチリ チリうまっ唐揚げと温野菜のカレー」(新宿本店=750円、新線新宿店=820円)を用意する。
ピエトロ首都圏コミュニケーション室の籠島知宏さんは「『チリーズ』は唐辛子ならではの刺激的な辛みが利いた自家製唐辛子ソースと、唐辛子を揚げて作った香ばしい自家製唐辛子オイルの2種類の辛みをブレンドしている。隠し味に昆布茶を加え辛さだけでなくうまみが広がるので、今回のメニューのような具材との相性は最適だと感じる」と話す。
C&C開発担当は「試食してまず感じたのがうまみのある辛さ。毎年夏に辛い系のフェアメニューを検討していたのですぐにコラボしたいと、既存の具材の何に合うのか試行錯誤を重ねて商品化に至った。辛いだけではなく、しっかりうまみのある後引く味に仕上げたので、楽しんでもらえたら」と呼びかける。
9月中旬まで。