見る・遊ぶ

東京オペラシティで今井俊介さん個展 初期から現在までの作品一堂に

「今井俊介 スカートと風景」会場(撮影:岡野圭)

「今井俊介 スカートと風景」会場(撮影:岡野圭)

  • 1

  •  

 個展「今井俊介 スカートと風景」が現在、東京オペラシティ(新宿区新宿3)アートギャラリーで開催されている。

[広告]

 今井さんは1978(昭和53)年、福井県生まれ。2004(平成16)年に武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コースを修了し、現在は東京を拠点に活動する。国内外で作品を発表し、国内の美術館にも作品が収蔵されている。

 同展は、今井さんが美術館初の大規模個展として昨年、「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」(香川県)で開いた展示の巡回展で、東京の美術館で個展を開くのは初めて。何気なく目にした知人の揺れるスカートの模様や、量販店に積み上げられたファストファッションの色彩に強く心を打たれた体験から鮮やかなストライプや水玉などを組み合わせた模様を配置するのが特徴の絵画シリーズを手がけているが、その原点となる2011(平成23)年の作品から現在までの10年以上にわたる作品を紹介する。

 今回は会場に合わせ、展示を再構成。初期作品も新たに展示するほか、布を使った大規模なインスタレーションを制作した。立体作品やファッションブランドとのコラボレーションによる衣装、舞台映像作家の山田晋平さんとの共作による映像作品なども紹介する。

 同ギャラリーの広報担当者は「来場した人からは、『カラフルな作品で、見ていてとてもすがすがしい気持ちになれた』『小さな作品から巨大な作品まであって、見応えがあった』『色彩に魅了された』という」感想が寄せられている」と話す。

 開催時間は11時~19時(入場は18時30分まで)。月曜休館。入場料は、一般=1,400円、大・高生=800円、中学生以下無料。6月18日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース