「生活のたのしみ展2023」が4月29日、新宿住友ビル(新宿区西新宿2)の三角広場で始まる。主催は、コピーライターの糸井重里さんが主宰するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営する「ほぼ日」(千代田区)。
日用品や食べ物、衣服などを提供するさまざまなブースのほか、トークショー、パフォーマンスなどの催し、ウェブコンテンツや動画配信などを展開するイベント。2017(平成29)年に六本木で初めて開き、その後恵比寿や丸の内エリア、大阪など場所と規模を変えながら回を重ねてきた。3年ぶりとなった昨年、初めて新宿で行い、61店が参加した。
今年は会場を9エリアに分け、昨年より多い過去最大規模となる約70店が出店する。入り口近くに展開する「ウェルカムオレンジロード」には同社と湖池屋がコラボレーションした工場直送のポテトチップスの直売所、料理家のなかしましほさんが選んだおやつを集めた店などが並ぶ。
「もぐもぐレモン通り」と題した食べ物エリアは、毎回行列のできる「chioben(チオベン)」や、初参加となる「カジュアル割烹(かっぽう)サノ松」などの弁当のほか、宮城県気仙沼市の「中華そばまるき」新作の冷凍ラーメン、パン店「中村食糧」などが並ぶ。
赤いフラッグを目印にした「スカーレットミュージアム」エリアには、画家の中村隆さんが手がけるポスターやグッズ、イラストレーターの福田利之さんの原画やグッズなどアートショップを展開する。ほかに6つのジュエリー店が並ぶ「プラチナマルシェ」、レディース、メンズファッションをテーマにした「おしゃれパープル」、器などを扱う4店が並ぶ「うぐいす銀座」、スタイリストの伊藤まさこさんがプロデュースする店などほぼ日の人気商品を並べた「チャコールアベニュー」、キャンプ用品や傘、バリやモロッコで作った籠を扱う店などが出店する「スカイワールド」、オーダーメードを中心とした「ピンクテーラー」エリアを展開する。
会場中央に設けた「やぐら」では毎日夕方、出店者によるトークなども予定する
開催時間は11時~19時(最終日は18時まで)。入場無料。5月5日まで。