歌舞伎町発の音楽フェス「CONNECT(コネクト)歌舞伎町2023 Move to New Order(ムーブ トゥ ニュー オーダー)」が4月23日、歌舞伎町周辺で開催される。主催は歌舞伎町商店街振興組合、CONNECT歌舞伎町実行委員会。
2014(平成26)年にスタートした同イベント。コロナ禍の2020年から2年間は実施を見送り、前回は2022年4月に開いた。同委員会委員長の柴本新悟さんは「制約ある環境下でも、お客さまと出演アーティストが一体となって音楽ライブを楽しむ様子を見て、改めて音楽の素晴らしさ、大切さを認識した」と振り返る。
イベントは今年が最後の回となる。柴本さんは「『歌舞伎町の音楽エンタメをもっと盛り上げよう』という目標を掲げ、足かけ9年間活動してきた中で地元のライブハウスの横のつながりが強くなり、フェスを手がけることでさまざまなビジネスチャンスも生まれた」と話す。
「4月14日に開業した東急歌舞伎町タワー内に『Zepp Shinjuku(TOKYO)』がオープンすることを機に、歌舞伎町の音楽シーンの発展は盤石なものになると見据え、当イベントの役目はいったん終えると感じた。サブタイトルに付けた通り、今後は自身の音楽を表現したい次世代をサポートしたり、今まで蓄積したイベント運営ノウハウを歌舞伎町でイベントをしたい方々に提供したりする事業に軸足を移していきたい」とも。
今回は「Zepp Shinjuku(TOKYO)」を含むライブハウス6店、歌舞伎町シネシティ広場屋外ステージの計7会場にライブステージを設け、71組のアーティストが出演する。
イベントに先立ちカラオケアプリ「KARASTA」と共同でオーディションも行い、オリジナル部門・カバー部門の優勝者が「Zepp Shinjuku(TOKYO)」でパフォーマンス出来る権利を獲得し参加するほか、5人のパフォーマーが歌舞伎町シネシティ広場屋外ステージに出演する。同広場は無料開放エリアで、数々の大型フェスに出演するDJチーム「New Action!」や石野卓球さんのDJプレーも予定する。
開催時間は12時~。料金は、前売り=6,500円(NFTカード付き)、当日=7,000円。