日本で造られたさまざまな酒が集結する「KANPAI to MEET(カンパイ トゥー ミート)」が1月13日~15日、新宿住友ビル(新宿区西新宿2)三角広場特設で開かれる。
国税庁が日本産酒類の消費喚起と販路拡大を目的として行っている「Enioy SAKE!プロジェクト」の選定事業として、ぴあ(渋谷区)が主催する。
会場には日本酒、ワイン、クラフトビール、クラフトジン、ウイスキー、焼酎など日本で造られた酒とその製造元に加え、東京で人気のレストランと各店のシェフが一堂に会する。同社が出版する「東京最高のレストラン」編集長の大木淳夫さんは「グルメライター、評論家らが評価し、本当に薦められる店を紹介する当レストランガイドは創刊から22年目を迎えた。日本のお酒をより広く知ってもらうために、ガイドに登場する話題の店や予約が取れないような人気店と一緒にイベントができたら、お酒と人の良い出合いの場が作れるのではと考えた」と話す。
卸売りや輸出のほか都内で酒店を手がける「はせがわ酒店」が協力し、日本酒は「八戸酒造」(青森)、「浅間酒造」(群馬)など21の蔵元が参加し、新酒をメインにラインアップする。ワインとビールは「タケダワイナリー」(山形)や「平和酒造」(和歌山)、「安心院葡萄酒工房」(大分)のほか、ウイスキー、ジン、焼酎は「八海山」(新潟)、「虎ノ門蒸溜所」(東京)、「小正醸造」(鹿児島)などが参加する。
レストランは「リー・カーリカ」(目黒区)、「アタ」(渋谷区)、「おたしのだしお」(三鷹市)が全日、「肉山」(武蔵野市)、「サンプリシテ」(渋谷区)、「O2」(江東区)、「ナタ・デ・クリスチアノ」(渋谷区)が14日・15日、「ホルモン船ホールちゃん」(新宿区)が14日、「食堂とだか」(品川区)が15日に出店する。
大木さんは「お酒とレストラン、それぞれのファンが集い美酒とトップレベルの食を堪能してもらえたら」と来場を呼びかける。
酒類は会場内で販売する100円券(11枚つづり=1,000円)を使って購入。つまみ類は各ブースでキャッシュオン。
開催時間は13日=17時~21時、14日=11時~20時、15日=11時~18時。入場無料。