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新宿のビームスジャパンが白糠町の魅力を発信 名産品イクラにまつわる食器も

金安亮さんのイラストをあしらったオリジナル商品

金安亮さんのイラストをあしらったオリジナル商品

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 北海道白糠町の魅力を発信する「SHIRANUKA TOWN IKURA FESTIVAL(シラヌカ タウン イクラ フェスティバル)」が現在、新宿の「BEAMS JAPAN(ビームスジャパン)」(新宿区新宿3、TEL 03-5368-7300)で開催されている。

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 白糠町は北海道の東部に位置し、太平洋沖の暖流と寒流が交わる恵まれた漁場を有する。イクラの名産地として知られ、魚介類のほかにもシソやチーズ、鹿肉などさまざまな食材がそろう。町やイクラの認知度をより高めたいと考えていた白糠町が、日本魅力を発信する自治体事業に取り組むビームスの活動を知ったことが今回の企画につながった。

 運営するビームス(渋谷区)の井上博喜さんは「会話を重ねる中でさまざまな魅力があると知って興味を持った。実際に町を訪ねイクラを食べてみて、そのおいしさに驚いた。2021年度のふるさと納税では全国4位の寄付額があるなど、町と事業者が白糠ブランド、白糠町民を大切に発信する姿勢に感銘を受け、その魅力を伝える一翼を担えればと考えた」と話す。

 イベントに先立ち、白糠町の2022年ふるさと納税の返礼品を監修。オリジナルで制作したイクラにまつわる食器類と白糠町産生イクラと組み合わせ11パターンを10月20にラインアップした。

 イベントでは開催期間中、イラストレーターの金安亮さんが描き下ろしたビジュアルを使って制作した商品を展開する。「いくらぼうる」(1,430円)は「サケの親子」のイラストをあしらった美濃焼の丼わん。「いくらすぷーん」(3,025円)は天然木を発色の良いウレタン塗装で仕上げたもの。色は白糠町の名所となっている「恋問(こいとい)海岸」で見られる夕焼けのオレンジ色をイメージした。ほかに箸「いくらすてぃっく」(2,420円)、リネン素材のランチョンマット「いくらまっと」(1,430円)、保冷バッグ「いくらばっぐ」(3,300円)も用意する。

 白糠町から直送したイクラのしょうゆ漬けや生イクラ、エンペラーサーモンなどの海産物、シソのラムネ、「レトルト鹿カレー」などの特産品も並べる。11月20日と27日には生イクラの試食会「いくらSUNDAY」も行う。井上さんは「今回メインで紹介するイクラは優れた加工技術と徹底した品質管理の下にあるからこそ人気があると現地で感じた。白糠町をより多くの方へ知ってもらう機会を創出できれば」と期待を込める。

 営業時間は11時~20時。11月30日まで。

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