野外上映イベント「新宿パークシネマフェスティバル2022」が10月19日~21日、「新宿中央公園」(新宿区西新宿2)水の広場で開催される。主催は新宿観光振興協会、新宿まちフェス実行委員会。
新宿で働く人や在住者、外国人旅行者など誰もが気軽に参加でき、新たな交流が生まれる場づくりを目指すと共に、新宿の街や公園の新しい楽しみ方の提案も含め、2017(平成29)に初開催。今年は「新宿まちフェス2022」の関連イベントとして行い、ほかに10月15日から周遊型の謎解きイベント「新宿ナゾトキウォーク&XR謎解き」も始まる。
西新宿の超高層ビル群の夜景を背景に、広場にエアスクリーンを設置して上映する。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなる今年は「愛」をテーマに、邦画3作品をラインアップする。上映作品は19日=「花束みたいな恋をした」、20日=「愛がなんだ」、21日=「夜空はいつでも最高密度の青色だ」。
同協会の後藤綾さんは「これまでは外国人観光客の来場も視野に、ミニシアター系の名作・傑作を中心にキュレーションしてきたが、コロナ禍の休止を経た今回は映画通だけでなく、より広い層が気軽に参加できるような作品を選んだ」と話す。
会場には映画をゆっくり見たい人向けの「鑑賞用席」と、広場に並ぶキッチンカーなどで販売するビールや食事を楽しみながら見たい人に向けた「テーブル席」を用意する。
各日18時上映開始(予定)。キッチンカーでの販売は17時から。観覧無料。小雨決行(中止の場合、22日・23日に振り替え)。