サステナブルで新しい「食」を提案する「フードテックイベント」が7月1日、「新宿マルイ 本館」(新宿区新宿3、TEL 03-3354-0101)地下1階イベントスペースで始まった。
「フードテック」とはフードとテクノロジーを組み合わせた言葉で、ITなど最新の技術を活用して、新しい食品や調理方法を開発するサービス。食料問題など社会課題の解決や健康増進へのアプローチとして、世界で注目が高まっている。
丸井グループが設立したokos(オコス)フードテック事業部リーダーの坂本祐菜さんは「当グループは誰もが食を楽しめるインクルーシブな社会を目指している。新たな食の価値を生み出す企業と共に、新しい味を試してみたいというお客さまをつなぐプラットフォームの実現に向け、今回イベントを行うことにした」と話す。
試食を中心にした体験イベントで、日本初上陸を含む9ブランドが参加する。「SOYCLE(ソイクル)」は、発芽大豆を使ったうまみと栄養価の高い大豆ミートをフレークタイプにした商品を用意する。「VEGHEET(ベジート)」は、規格外野菜を使った100%植物性の野菜シートを提供する。
「Agrain(アグレイン)」は日本初上陸のアップサイクルフードブランドで、ビールやウイスキーの製造に使った穀物を利用したクラッカーやグラノーラを並べる。ほかにコオロギを使った「GRYLLUS(グラリス)」のプロテインバー、ゲノム編集で超高速品種改良した「リージョナルフィッシュ」の新品種「22世紀ふぐ」などをそろえる。
開催時間は11時~20時(最終日は19時まで)。7月15日まで。