「全国のガラスびんに詰まった良いモノ」を集めた食のセレクトブランド「びん詰め中村屋 Supported by binkyo」が9月30日、新宿のスイーツ&デリカ「Bonna 新宿中村屋」(新宿区新宿3)に期間限定でオープンした。
日本ガラスびん協会(新宿区)と同店が共同でガラス瓶商品の価値、魅力を提案していく同ブランド。8月4日には第1弾となる「新宿プリン」の提供と合わせ、リアル店舗に先立ちオンランショップをスタートした。
担当者は「プリンに続く『新宿びんスイーツシリーズ』は、『大人のティラミスびん詰め』『苺(いちご)添えフロマージュびん詰め』とラインアップが増え、お客さまからもおいしいと好評いただいている。ガラス瓶はリサイクル特性と保存性に優れた容器なので、認知されるまでまだまだ時間はかかると思うがエシカルな社会づくりに貢献していけたら」と話す。
店内にはバイヤーが全国から選んだ、食品、調味料、飲料、ジャムなどの瓶詰め商品を50種類以上そろえる。「利用動機として自宅用が中心と考えていたが、『容器がかわいい』とギフト用に購入される方も多くいらっしゃる。スパイス系商品である『モロッコ胡椒(こしょう)』や『辣油糀(ラー油こうじ)』、ドレッシングの『から揚げ用レモンのたれ』が人気」と担当者。
オンラインショップでは、「作り手のストーリーを自宅で感じてもらいたい」とガラス瓶オリジナルセットも用意する。「彼女たちと語りたいガラスびん物語」と題したセットにはFARM CANNINGの「バーニャカウダソース」、ふみこ農園の「まるごと温州みかん」(コンポート)、料理家のたかはしよしこさんが手掛ける「モロッコ胡椒」、京都丹波の「てぐみpeu」(スパークリングワイン)など6種類を詰め合わせる。ほかに「蜜の味」「STAY SPICY」「星空が見えそうな夜に」もそろえる。セットは店舗で購入できるものもある。
バイヤーでソムリエの大谷雅広さんは「『容器で選ぶ』というエシカル消費のきっかけになり、またおいしい商品を通じてお客さまの心の満足につながれば」と期待を込める。
営業時間は10時30分~20時(当面の間)。11月下旬まで(終了日未定)。