小田急電鉄(本社=新宿区西新宿1)は10月14日、小田急線開業80周年を記念して同社サイト内に「小田急バーチャル鉄道博物館」を開設した。
同サイトは3D空間で描かれ、「館内」には小田急線開業(1927年)から現在までのさまざまなコンテンツが、CGによるリアルな画像や映像で「展示」されている。
メーンコンテンツの「車両展示室」は、引退した車両から最新の車両まで、同社を代表する10車種をリアルな3Dで再現。展示車両は360度回転させることができるほか、CGムービーで開業当初の風景の中に最新車両を走行させたり、現在の風景の中に引退した車両を走行させたりすることができる。
そのほか、同社の歴史や沿線の発展の推移などを紹介する「沿線ヒストリーフォト」、車両の形態や年代から検索して画像や概要を閲覧できる「小田急資料室」、クイズコーナーなどを用意する。ネットショップも設け、同社公認グッズなどの販売も行う。