すし店「鮨あかつき」(新宿区西新宿7-8-11、TEL 03-5937-3080)が9月18日のプレオープンを経て10月、新宿西口駅近くにグランドオープンした。
銀座で10年以上修業を積んだ店長の木村隆是さんが、伝統的な江戸前ずしを基本にした料理を提供する。新宿に出店したきっかけについて木村さんは「西新宿8丁目エリアは、今新しい飲食店が続々と新規オープンする活気のあるエリアだが、江戸前ずしブームの中で、すし店の数は比較的需要に対して、まだまだ少ないという印象がある。小滝橋通りから少し入った、通りの1階という恵まれた立地で、伝統に創意工夫を凝らしたメニューを楽しんでもらえたらと思っている」と話す。
ディナータイムには「あかつきコース」(1万5,000円)と「江戸前鮨おまかせコース」(1万円)の2つのコースを用意する。10月10日に始めたランチライムは「豊洲で仕入れる海鮮を10種類以上使った数量限定の『ランチばらちらし』(小鉢、わん付き2,000円)が人気」と木村さん。握り7貫に、巻物、小鉢、わんが付いた「ランチ握りおきまり」(3,000円)のほかに、ディナー(1万円コース)と同じ小鉢、握り15種、小丼、巻物、わん、玉子、水物が7,000円で楽しめる「江戸前握り寿司コース」と、「あかつきコース」(ディナーと同内容、同価格)も数量限定で提供する。共に要予約。
店舗面積は12坪、席数は16席。握り手との距離感が近いカウンター席のほかに、接待などにも使える個室を用意する。
木村さんは「柔らかく煮上げた穴子やコハダなど手を施したものなど好評いただいている。旬の厳選された食材にこだわり、地域の皆さまに愛されるお店にしていければ」と意気込みを見せる。
営業時間は、ランチ=12時~13時30分、ディナー=18時~22時30分(共にラストオーダー)。日曜・祝日と翌祝日のランチ定休。