歌舞伎町からジャズライブスペース「DUG」の跡地に移転し、今年1月から営業中のパブスタイルカフェ「who's who(フーズフー)」(新宿区新宿3、TEL 03-5379-8828)は10月から、昼間の営業に力を入れ集客の向上を図っている。
同店の戦略は、昼と夜でスタイルの違う「二毛作営業」。夜は今まで通り家庭料理メニュー中心のパブと週1~2回のジャズライブを続ける一方、昼間の運営を「OFFICE Who's(オフィスフーズ)」(新宿区)に任せる。同社は今年9月まで南青山でシュークリームとキッシュの人気店として女性誌やテレビでも人気を博していた「シャン・ド・シュー」の経営母体。
これまで昼間は喫茶店として飲み物や軽食を提供していたが、現在は「キッシュセット(サラダ・スープ付き)」(750円)や、フランスの家庭料理を再現した「煮込み料理セット(日替わり)」(1,000円)、「洋食セット(日替わり)」(850円)などを用意し、幅広いランチ需要に対応する。席数は30席。主要ターゲット層は近隣の商業施設や役所、会社などのOLやサラリーマンで、平均客単価850円。
オフィスフーズの倉田社長は「店頭でのチラシの手配りなどを行い地道に知名度を広げていきたい」と意気込みを見せる。
ランチタイムは12時~17時30分、バータイムは18時~翌2時。