新宿の魅力を紹介する「新宿区若者のつどい2018」が11月17日、新宿文化センター(新宿区新宿6)で開催される。
トークイベントに登壇する能町みね子さん(左)とヴィヴィアン佐藤さん(右)
主催は新宿区。NPOや行政などの団体も参加し、20~30代を中心とした若者に、出会い、交流しながら「新宿の魅力」を知り、地域参画への意識を高めてもらえたらと行われる屋内フェス。今回のテーマ「ふれる、ハマる、新宿!」には、ひとくくりにはできない多様性やさまざまな価値観に参加者が直接触れ、体験してもらうことで、より深く新宿を知ってほしいとの思いを込めた。
広報を担当するタウン誌「JG」を発行するH14の赤木一之さんは「今年もトークショーのほか、人気アイドルによるライブパフォーマンスや寄席などを行う。昨年、おととしのアンケートでは、『一人で行ったけれどファン同士で仲良くなった』などの声もいただいた」と話す。
メインステージでは電撃ネットワークのギュウゾウさんをMCに、新宿ゆかりのゲストとしてエッセーストの能町みね子さん、アーティストのヴィヴィアン佐藤さん、凪スピリッツ社長の生田智志さん、吉住健一新宿区長(特別出演)によるトークショーを行う。
赤木さんは「ゲストの方は、現在または過去に新宿に在住経験があるほか、ラーメン店舗『ラーメン凪』を日本だけでなく海外でも展開する生田さんは、1店舗目をゴールデン街で始められた。新宿が住みやすい街であることや、新宿で働く魅力をリアルなトークを通して紹介できれば」と話す。
続いて早稲田美容専門学校による「小倉・桔梗流着つけステージ」のほか、「amiinA」「たけやま3.5」らアーティスト6組がライブパフォーマンスを披露する。3階の小ホールでは、昔昔亭A太郎さん、春風亭昇々さんら若手落語家と、浪曲師の港家小ゆきさん、三味線奏者の沢村美舟さんが共演する。
トークショー「地名で見る新宿の歴史」や貴重な写真を紹介する「東京150年、新宿の歴史」ほか、新宿区染色協議会による伝統工芸「絞り染め」体験(有料)なども予定する。
「普段新宿に遊びに来ている人も気軽に立ち寄って、新たな新宿の魅力を知ってもらえたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は13時~16時45分(12時30分開場)。入場無料。