リンレイ(中央区)が区立新宿中央公園(新宿区西新宿2)トイレのネーミングライツ(命名権)を取得した。契約期間は2018年7月1日~2021年6月30日の3年間。同園にある水の広場トイレ・ちびっこ広場トイレは「日本のキレイ&TOKYO リンレイトイレ」に名称が変わる。リンレイはネーミングライツ初取得。
リンレイと多摩美術大学(世田谷区)が共同で「日本のキレイ&TOKYO」の名称でプロジェクトを実施する。広報の岩田さんによると「日本が誇るべき『キレイ文化』を家庭や社会で将来世代に継承していくことで、日本の衛生環境や美観を維持向上するだけでなく、家庭や社会のコミュニケーション醸成に寄与し、豊かな社会を作り上げることにつなげる」とプロジェクトの狙いを話す。
ネーミングライツに応募した理由は「公園という多くの方が訪れる場所、さらにはトイレという「キレイ」が最も伝わりやすい場所なので、まさにわれわれの思いを伝えられる絶好の場所」と話す。名前の由来は「プロジェクト名である『日本のキレイ&TOKYO』を、リンレイをより知っていただけるように分かりやすくした」という。
「日本のキレイ&TOKYO リンレイトイレ」の内外装は、一年を通じてストーリー性を持たせるため年4回のデザイン変更を予定する。「臭い」「汚い」といったマイナスイメージを持つ公衆トイレを「ワクワクするトイレ」に変身させ、魅力ある公園づくりをサポートする
「洗剤メーカーであるリンレイが衛生的な環境を作り、多摩美術大学の学生が仕掛けるデザインを展開予定なので、ぜひ新宿中央公園『日本のキレイ&TOKYO リンレイトイレ』に来てほしい」と呼び掛ける。