新宿にある商業施設「NEWoMan(ニュウマン)」内の文化交流施設「LUMINE 0(ルミネゼロ)」で3月23日から2日間、「旅ルミネ meets 佐渡島」が開催される。
「暮らすように佐渡に泊まる、古民家宿『伝泊・佐渡』の楽しみ方」トークイベントも
「旅ルミネ」は、これまで「産地支援」「地域共生」をテーマにした同社の「ココルミネプロジェクト」を展開した新プロジェクト。文化や郷土料理、名産、作り手の思いを伝えるワークショップなど交流の場として、実際にその土地を訪れたくなるような、新しい出合いのある「旅の道しるべ」を提案する。
1回目となる今回は「新潟県佐渡島」をピックアップ。担当者は「トキや金山が有名だが、たまたまスタッフが足を運んだ際、知らなかった独自の食や文化に触れ、イメージと違った新たな発見や驚きがあった」と話す。
「地元の方の物づくりや考え方は当社のお客さまにもぴったりくるのではと思った。現地で体感したことを生かし、豊かな自然から生まれる産物や、伝統と革新が共存する暮らしなど、東京ではなかなか出合えない魅力を紹介できれば」とも。
「SADO SAKE STAND」では4つの蔵の日本酒の試飲と販売を行う。2014年に尾畑酒造が、古い小学校を仕込み蔵として再生して酒造りを行う、「学校蔵」のオリジナルラベル商品も数量限定で提供する。「136年の歴史に幕を下ろした『日本で一番夕日がきれいな小学校』と言われた場所。佐渡の太陽光、酒米とすべて佐渡島産にこだわって作っている」と担当者。
NYから佐渡島へ移住した夫婦が営む「T&M Bread Delivery Sado Island」のアップルパイや、カンパーニュなど天然酵母のパンも用意。「ネット販売で半年待ちのパン。ほかに学芸大学にある佐渡島出身のオーナーが手掛けるフードセレクトショップが選ぶ、日本海で捕れる海草を使った郷土料理や、ハム、ソーセージもおすすめ」と担当者。
写真でガイドする佐渡の絶景や米作り、太鼓芸能パフォーマンスなど、トークショーやワークショップも予定する。「息の長い企画として今後続けていければ。ガイドブックにも載っていないような新たな出合いの場になれれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は、23日=15時~20時30分、24日=11時~19時。入場無料(ワークショップは一部有料)。