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代々木のカフェで写真家YAJさん個展 キューバの人と街並み捉える

Sony RX moment特別賞を受賞したYAJさんの作品「A new day on old street」

Sony RX moment特別賞を受賞したYAJさんの作品「A new day on old street」

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 代々木駅近くにある「café nook」(渋谷区代々木1、TEL 03-3373-7009)で1月22日から、写真家YAJ(矢島徹至)さんのキューバをテーマにした写真展「Trez Razones 3つの理由」が開催される。

 矢島さんは1965(昭和40)年京都生まれ、奈良育ち。ロシア駐在中、モスクワで日露写真家の中村正樹さんが立ち上げた写真家集団「МФK PHOTOS」に加入し、作品を撮り始めた。

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 矢島さんは「バイカル湖マラソンに参加した際、オフィシャルカメラマンだった中村さんの写真に感銘を受け写真を始めた。ロシアでソ連時代のオールドレンズに出合えたことでさらにのめり込んだ」と話す。

 「SONY RX moment Instagram Photo Contest」特別賞を受賞した作品をメインに、キューバの人々や街の様子を写した作品約20点を展示する。「キューバはロシアの友好国。資本主義の波が押し寄せる前の姿を、駐在時から一度行って見たいと思っていた」と矢島さんは振り返る。

 「ロシアから帰国し撮影に訪ねたのは2017年5月、ちょうどゲバラ没後50周年に重なり盛り上がりを見せていた。自由で開放的、貧富の差をみじんも感じさせない屈託のない笑顔があった。大量消費に慣れた自分たちにはない、古いものを大切に使い続ける文化にも感じるものがあった」とも。

 タイトルはキューバの街で目にした壁にあった落書きの言葉「物事には3つの理由がある」にちなむ。「それは、私の理由、あなたの理由、そして本当の理由。自分が見て感じたキューバの姿を、自分なりにタイトルを付け展示した。それを見てくださった方がどう感じるかを問い掛けながら、みんなで本当のキューバの姿を探していければ」と来場を呼び掛ける。

 「3」にちなみ1月28日には、キューバの民族楽器で三弦の「トレス」を含むトリオによるミニライブ付きレセプションを行う予定。人生の多くを同地で過ごした米作家アーネスト・ヘミングウェイが好きだったドリンクなどのメニューも提供する。17時開場。ミュージックチャージ1,500円(要1オーダー)。

 開場時間は12時~22時(土曜は13時~)。日曜定休。入場無料(要1オーダー)。2月3日まで。