新宿文化センター(新宿区新宿6、TEL 03-3350-1141)で3月24日、大貫妙子さんがコンサート「大貫妙子 Pure Acoustic 2018」を開く。12月1日、チケットの販売がスタートした。
大貫さんは1987(昭和62)年、ポップス系アーティストとして初めて、それまでクラシックのみだったサントリーホールで公演を行い、そこで始まった「PURE ACOUSTIC」コンサートは、恒例のコンサートとして23年間、ほぼ毎年開いてきた。しかし、主要メンバーの金子飛鳥さんの渡米をきっかけに2009年の公演が最後となり、2013年の鎌倉で一度きりの公演も行ったが、それ以来、公演は行っていないという。
大貫さんは1973(昭和48)年、山下達郎さんらとシュガーベイブを結成し、1975(昭和50)年に「SONGS」をリリース。バンド解散を経て、1976(昭和51)年にアルバム「グレイ・スカイズ」でソロデビューを果たす。
これまでに25枚以上のオリジナルアルバムを発表している大貫さん。代表作として坂本龍一さん、細野晴臣さん、高橋幸宏さんらが参加した「ロマンティーク」「クリシェ」、小林武史さんが参加した「DRAWING」などがある。CM・映画音楽に携わることも多く、映画「Shall weダンス?」のメインテーマや「東京日和」の音楽プロデュースも手掛けている。
コンサート担当の山本さんは「弦のカルテットによる約5年ぶりのアコースティックコンサート。ピュアで透明感のある音楽の世界を楽しんでいただけたら」と呼び掛ける。
16時30分開場、17時開演。チケットは全席指定、6,500円。