新宿中央公園で(新宿区西新宿2)で9月30日と10月1日、障がい者スポーツイベント「ダイバーシティ・パーク2017 in新宿」が開催される。
「ダイバーシティ(多様性)の実現」を主目的とし、昨年に続き2度目の開催。今年は「多様性を受け入れ、さまざまなメッセージを発信してゆく。個性が集まる2日間」を大テーマに掲げる。ボランティアに加え、近隣の福祉作業所に通う知的・精神障がい者たちが就労体験の目的で加わるほか、カナダ・コロンビアインターナショナルスクールの生徒なども加わる。
今年は、水の広場を「メインステージ」とし、「キッズゾーン」「スポーツゾーン」「アミューズメントゾーン」「グリーンゾーン」と5つのゾーンに分けて開く。
今回の大きな見どころの一つとして、担当の伊藤さんはメインステージの雪のゲレンデを挙げる。「昨年開催時、新宿中央公園に雪のゲレンデが出現し来場者から好評を得た。今回はスキー選手と一緒にチェアスキーの体験やお子さまのソリ遊びができる。メインステージの中央にあるため、今年も大勢の人々でにぎわうのでは」と話す。
加えて、パラスポーツの魅力が体感できるよう、競技体験ブースは昨年以上に力を入れたという。「ステージプログラムでも、往年のスキー名選手と来年の韓国平昌オリパラ候補選手とのトークセッション、元西武ライオンズ投手の東尾修さんなど元プロ野球選手と車いすソフトボール選手、プロバスケットボール選手と車いすバスケットボール選手など、貴重なコラボトークも楽しむことができる」と話す。
2日目の最終コンテンツでは、「スポーツGOMI拾い大会in新宿」と称して、一般来場者にゲストも加わり、皆でゴミ拾いをスポーツ競技として競い合い、きれいな公園に戻して終了する。「前回の評価と反省に基づき、より本格的な『心のバリアフリー化』を追求したい」とも。
開催時間は両日共10時~17時。入場無料。