西新宿に10月2日、忍者屋敷を再現したエンターテインメントレストラン「NINJA SHINJUKU」(新宿区西新宿1)がオープンする。店舗面積は1階のレストランが約39坪、地下1階のバーが約36坪。座席数はレストランが34席、バーが31席。
店舗は忍者屋敷をイメージした作りになっており、店内は全て畳敷きとなる
レストランでは国産にこだわった食材を使い、石窯で炊き上げた和食を提供。バーでは全国から取り寄せた酒を用意する。忍者による「秘伝忍術」の披露など、国内外から訪れる観光客をもてなすという。
1号店となった「NINJA AKASAKA」は、徳川家康が江戸まで連れてきた「都忍者衆」が服部半蔵ゆかりの半蔵門近くに築いた隠れ里という設定。京都、ニューヨークに続き4店舗目となる「NINJA SHINJUKU」は、江戸の入り口に近い甲州街道の脇に位置する。
「外食の楽しみは料理やサービスだけではなく、過ごす時間も含まれる。そこに行かなければ体験できない時間をテーマに『NINJA』は誕生した」と話すのは、同店を経営するウィルプランニングの横川毅社長。新宿出店を決めた理由は、日本一のターミナルであり、都庁を中心に日本のビジネスが集約していること。富裕層やインバウンド客の利用するホテルが多くあることもきっかけになったという。
プレオープン中の同店の客単価は12000円。客層はワインを好む「アクティブ」な30~40代や、中小企業の経営者など。忍者がもてなすというコンセプトが珍しく、忍者屋敷をモチーフにした空間や食事が人気だという。「エンターテインメントの楽しみに加え、接待にも使えると好評を頂いている」とも。
営業時間は、ランチ=11時30~15時30分、ディナー=18時~23時、バー=18時~翌2時。レストランのみネットで予約を受け付けている。