新宿三葉ビル (新宿区西新宿1) の会議室で1月29日、「古代メソアメリカのチョコレート作り体験」イベントが開かれる。主催は小田急百貨店。
講師に広島大学名誉教授工学博士の佐藤清隆さんを迎え、出雲のビーントゥバーチョコレート専門店「LA CHOCOLATERIE NANAIRO(ラ・ショコラトリ・ナナイロ)」協力の下、ショコラミルを使って「石臼挽きチョコレート」を作る。
佐藤さんは食品に含まれる油脂の研究を専門とし、明治製菓と共同研究を行うなど、複雑で「不思議な」チョコレートの研究を続けている。当日は、カカオ豆を摩砕して砂糖を入れてチョコレートを作るプロセスを、ショコラミルを使って知ることができるという。
ミルですりつぶしたチョコレートを各グループ(5人1組)で協力して調温(テンパリング)し、型に流し込み冷却。チョコレートが固まるまでの間、佐藤さんからチョコレートの歴史についてなどを学ぶ。出来上がったチョコレートはラッピングして各自持ち帰ることができる。
開催時間は10時~12時、14時~16時の2部制。参加費は3,000円。定員は各回20人。申し込み方法はホームページで確認できる。