マルイシティ新宿 CITY-1（新宿区新宿3）の店頭で7月23・24日、東京ヤクルトスワローズの選手らと打ち水娘（イメージキャラクター）のKaty（カティ）さん、一般学生約80人が浴衣姿で打ち水を行った。

　涼をとるため道路や庭先に水をまく「打ち水」は、日本で生まれた風習。「打ち水大作戦」と題した同イベントは、NPO日本水フォーラム（千代田区）が中心となり7月23日（大暑）～8月23日（処暑）に行うもので、打ち水を推奨して「真夏の気温を2度下げる」ことを訴えかける。2003年に約34万人が参加して行われ、全国に拡大。2005年には約770万人が参加したほか、同年と翌年にはパリでも同様の催しが行われ、世界にも広まっている。

　同館では、毎年夏の恒例ともなっている浴衣フェアの時期に合わせ、午前中に新宿、正午から渋谷で打ち水イベントを開催。ヒートアイランド対策や省エネの観点から「雨水やお風呂の残り湯などで打ち水を習慣化させよう」というメッセージを込め、華やかな浴衣で着飾ったカティさんや古典柄の浴衣を身にまとった古田敦也監督らが一斉に打ち水を行い、それを見ていた一般客らも交じって打ち水を楽しんだ。

　8月4日には、神宮球場で行われる「ヤクルト×巨人戦」で、「ゆかたでナイター！」と題した打ち水イベントも予定している。

マルイゆかたinformation「ゆかたで打ち水」