1992年に26歳の若さで亡くなったロックシンガー尾崎豊さんの長男、尾崎裕哉さんが2月21日、新宿ルイードK4(新宿歌舞伎町1)でライブを行う。
裕哉さんは、父である尾崎豊さんが亡くなった後、ニューヨークで幼少期を過ごした。その後、トリビュート・アルバム「“BLUE” A TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI」と「THE JAPAN GOLD DISC AWARD 2005」に“HIRO”の芸名で、須藤晃さんの息子・Tomi YoとCrouching Boysのメンバーとして参加、「15の夜」を歌っている。
尾崎さんはアメリカンスクール・イン・ジャパンを卒業後、慶応義塾大学環境情報学部へ進学。卒業後は父と同じ、音楽の道へ進んだ。自身初のラジオ番組「CONCERNED GENERATION」のディスクジョッキーを務め、番組内で自身の活動の目標を「社会にあふれる人種問題、貧困問題、環境問題などのさまざまな問題を“音楽”という手段で解決していきたい」と、その志について語っている。
初ライブは大阪・ミナミのライブハウス「DOROP」で行われ、その歌声や容姿が亡き父「尾崎豊」と生き写しだと、ファンからも高い注目を集めている。
尾崎さんは「自分の音楽が観客の心に響くように、一生懸命歌います!より多くの人にとって意味のある存在になれるように」とコメントを寄せる。
18時開場、18時30分開演。前売り=3,000円、当日=3,500円。