西新宿の福聚山常圓寺(新宿区西新宿7)で12月5日、「第4回ロータス寺市」が開催される。
600年以上の歴史を持つ寺の祖師堂を使って行われる同イベント。オーガニックの農産物や加工品、フェアトレードの商品、手仕事による雑貨・伝統工芸品などに加え、東日本大震災の被災者が作った小物や福祉関連施設の作業所で作られた焼き菓子などを扱う約20店が参加する。
新宿広域で展開されている「内藤とうがらしプロジェクト」も出店し、内藤とうがらしをはじめ江戸東京野菜を販売。「何処でも、魚屋!iPad 小樽三角市場 川嶋鮮魚店」は、会場に設置したタブレット端末を使い小樽の店と中継でつないで鮮魚を販売する。
主催するNPO法人「ロータスプロジェクト」(TEL 080-5978-7245)の担当者は「寺を街にとって親しみやすく開かれたものにしていこうと始まったイベント。初めてお越しになり『新宿の駅近くにこんなに立派なお寺があるなんて』と驚かれる方も。寺の方も一緒に買い物をしたりワークショップに参加したりして、来場者とのコミュニケーションが生まれている」と話す。「農業や流通、ものづくりの未来を考える人たちが多数出店している。今回初めて地元の店も参加する。地域と寺がもっとつながっていけば」とも。
開催時間は10時30分~16時30分。雨天決行。