新宿眼科画廊(新宿区新宿5、TEL 03-5285-8822)で10月9日から、画家・中矢俊則さんとファッションデザイナー・ごあきうえさんの絵画とファッションの二人展「拠展」が開催される。
中矢さんは愛媛県松山市出身。1999年にパリのエコール・デ・ボザールを卒業後、パリを拠点に活躍する画家。同展が11年ぶりの日本での作品展となる。
ごさんは大阪市出身。オーディション番組「ASAYAN」の「世界に羽ばたくファッションデザイナーオーディション」で優勝、ニューヨークで自身のファッションブランド「AKIUE-GO」をオープン。帰国後、テレビ番組や映画の衣装デザイナーとして活躍。11年ぶりに和素材を使った作品を発表する。
「自分のアイデンティティーである和を象徴する着物の帯を使って西洋の世界観を表現した。中矢も洋画でありながら、和をモチーフにした作品を展示する。拠点として過ごした東京・パリ・ニューヨークの3都市を、今回の二人展で表現したい」と、ごさん。「昔は表現する技術が不足していたが、成長して満足する作品ができた。新宿の街を歩く多くの方に見てもらえたら」とも。
開催時間は12時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。10月11日まで。