新宿駅西口広場イベントコーナー(新宿区西新宿1)で、11月4日・5日の両日、地域産品の発掘・PRと東北復興支援の物産展「TOKYO三ツ星バザール」が開催される。主催は昭和信用金庫(世田谷区)。
今年で3回目となる同イベントは、地元企業と密接なつながりを持つ信用金庫が日ごろ取引のある都内企業を応援し、地域経済の発展に貢献する目的で実施。東京三協信用金庫(新宿区)と亀有信用金庫(葛飾区)協力の下、初登場28店を含む61企業が参加する。「ジョージア ヨーロピアン」を監修した「猿田彦珈琲」(渋谷区)や、盛岡のソウルフード・福田パンの流れをくむコッペパンが人気の「吉田パン」(葛飾区)といった話題の店に加え、二本松信用金庫(福島県)の協力により東北エリアからも6店が出展。「微力ながら復興支援につながればとの思いから、東北の事業者には開始当初からご参加いただいている」と昭和信用金庫の担当者は話す。
また会場内では、買い物をしてシールを集めると抽選で賞品が当たるシールラリーも各日実施する。
「おかげさまで毎回ご好評をいただき、第1回は約2万人だった来場者が昨年の第2回は約2万5000人に」と、3年目への期待を寄せる同信金。出展者からは、来場客が実店舗へも足を運んでくれたという声も。会場での買い物で完結するのではなく、それぞれの地域にも売り上げを還元していく。「そこがまさに私どもの狙い」と担当者は言う。「都内にはまだまだおいしいものがたくさん眠っている。もしかしたら皆さまのお宅の近くに知らなかったお店があるかも。このイベントがそうした出会いや発見のきっかけになれば」とも。
開催時間は4日が11時~20時、5日が10時~17時30分。入場無料。出展者リストなど詳細は昭和信用金庫のホームページで確認できる。