6月8日から歌舞伎町の玄関口ともいえるセントラルロードで、地域の人々が主導となって「客引き・キャッチ、迷惑行為撲滅パトロール」が始まり、青パト出動のもと、道行く人々にも注意を呼びかけている。
パトロールは主に日曜を除く18時~20時の時間帯に、歌舞伎町に関わる地域の人々のボランティアと新宿警察署が合同で行っているもの。地域の有志は、歌舞伎町商店街振興組合、新宿社交料理飲食業組合、新宿歌舞伎町ホストクラブ協力会、歌舞伎町よくしよう委員会に属するメンバーが中心。蛍光色の黄緑色のチョッキを着用して、セントラルロードの人の流れを見守っている。
パトロールには、現役のホストらも参加。歌舞伎町で違法行為を行っていないホストクラブ22店で構成されている歌舞伎町ホストクラブ協力会に属するメンバーらが交代で加わっている。そのうちのホストの一人は「ホストが客引きやキャッチをすることで、街全体のイメージが低下する要因の一つになっている。迷惑をかけているという事実を、同業者としても訴えながら街の安全・安心に役立っていきたい」と話している。