オフィスコンビニ・3Dプリント店「オフィス24スタジオ」（新宿区西新宿7、TEL 0120-766-024）で、5月24日に「第2回iPadに指で描いてつくれる! 3Dプリンター体験イベント」が開催される。

　運営元のオフィス24（新宿区）が、ソフトウエア・コンテンツ開発・販売のイーフロンティア（新宿区）と共同で行うイベントで、イーフロンティアのiOS向け無料3Dモデル作成アプリ「Sunny 3D」を用いて、iPadやiPad mini上に指で描いたデータを、石膏素材の立体物としてフルカラー出力できる。

　4月に開催した第１回イベントでは、30～40代を中心に幅広い年齢層が参加。原則として対象年齢は中学生からだが、保護者同伴で参加した小学生の姿も。「小学生の来店はこうしたイベントでは初めて。指で器用にかわいいクマを描いていて驚いた」と担当者は話す。

　イベント時間は約3時間を予定している。完成した作品は当日のうちに持ち帰ることができるが、造形の内容によっては後日受け渡しとなる場合も。「最初に造形を行い後半は講義を交えながら出力を待つ予定だったが、前回は皆さん造形に夢中で、全員が『時間いっぱい、納得のいくまで作り込みたい』と後日受け取りを希望されたほど」と主催者側も3Dプリンターに対する関心の高さを実感したという。「指で描いた絵が着色された立体になって出てくると、手で触れてそのできあがりに皆さん感動される」とも。

　定員は先着15名で、参加には事前申し込みが必要。参加費および「Sunny 3D」のダウンロード、作品の持ち帰りは無料だが、iPadまたはiPad mini（iOS 4.3以降インストール済）に「Sunny 3D」の追加機能「形状出力機能」（800円）をApp Storeからダウンロードする必要がある。

　「その場で初めてアプリに触って、自分で考えたデザインが最新の3Dプリンターで作品になり、その日の夜には持ち帰れる。この感動をぜひ多くの人に味わっていただきたい」と担当者。

　イベントは13時開始予定。申し込みはオフィス24スタジオのホームページで。