伊勢丹新宿店(東京都新宿区新宿3 TEL: 03-3352-1111)にて5月12日~20日までの9日間、有田焼「TIME MACHINE」シリーズが限定販売される。同イベントは伊勢丹新宿店の「グローバル・グリーン キャンペーン」の一環で、俳優の伊勢谷友介さんが代表取締役を務める株式会社リバースプロジェクトと200年以上続く有田焼の老舗メーカー弥左エ門窯が共同で、器を「タイムマシン」になぞらえ、様々な時代の柄や当時の技法に現代の技法をあしらった有田焼の新シリーズ「TIME MACHINE」を発売するというもの。「TIME MACHINE」シリーズの披露は初。
「グローバル・グリーン キャンペーン」は「地球とともにある豊かな暮らし。その恵みに感謝しながら、自然のパワーを身にまとおう!」をテーマに、洋服だけでなく食品や家具など、エコや社会貢献を積極的に行っているブランドを紹介している。今回ピックアップされた株式会社リバースプロジェクトは、「人類が地球に生き残るため」をテーマに、2009年に設立。俳優の伊勢谷友介さんが代表を務め、人間がこれまでもたらした環境や社会への影響を見つめなおし、未来における生活を新たなビジネスモデルと共に創造していくための活動を行っている。
「200年の伝統を誇る有田焼を未来に繋げるため、職人が受け継ぐ伝統技術を駆使し、時代を超越した創作を施した。『TIME MACHINE』の第1弾シリーズは、陶器に焼き付くさまざまな時代に描かれた柄に着目。既成概念を越えた発想でアレンジし、吉祥柄を丸で抜いて配置した『ASTORA(小惑星)』、さまざまな柄を多重にしきつめ宇宙観を示す『MANDARA(曼荼羅)』、美しい藍色の柄を活かした『TERRA(地球)』をそれぞれ制作。幾何学的に重なる色や模様を、職人が釉薬で緻密に表現している」と担当者。
「過去、現在、未来をつなぐものとして、日本の古き良きモノづくりと伝統工芸品である有田焼の魅力や技法を継承しながらも、今までにない全く新しい概念でデザインした未来の有田焼を生み出すトライアルを、今後も取り組んでいきたい」とも。
開催は20日(火)まで。
営業時間は10:30~20:00