新宿西ビルディング(新宿区西新宿1)で2月8・9日の2日間、チョコの成り立ちや、ガーナの文化を学べるイベント「チョコレートを学ぼう!作ろう!味わおう!」が開催される。主催は小田急百貨店(東京都新宿区西新宿1、TEL 03-5325-2329)。
同イベントは、カカオ豆の生産で知られるガーナにおいて、カカオ豆からチョコレートを作る活動を行う「本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト」の協力のもと実施される。同プロジェクトは、現地でボランティアとして働いていた大学生によって2012年に設立されたもので、現地の子ども達と共に行っていたこの「Bean to Barチョコレート(カカオ豆から板チョコレート)」を日本にも広めるべく体験イベントを定期的に行い、完全現地生産のチョコレートを日本で販売することを目指している。
当日はカカオ豆を剥くことから、フードプロセッサーで砕いて砂糖と混ぜ、型に流して固めるまでの工程を体験することができる。また、産地の異なるカカオ豆から作られたチョコレートのテイスティングや、現地ガーナの文化体験などを行う予定。
「様々なお客さまが来店する百貨店として、お子さまからご年配の方までより幅広い方に、チョコレートそのものに関心を持っていただくきっかけを提供したいと考え、バレンタインのこの時期に同プロジェクトに協力いただき、当店販売促進担当とともにワークショップを開催することとなった。ファミリーやカップルなど、より幅広いお客さまにご参加いただき、実際に体験することでチョコレートの知識をいっそう深めていただくと同時に、『本当の手作りチョコレート』の魅力を知っていただければ」と広報担当者。
また2月7~14日までは新宿店本館11階「バレンタインワールド」にて、同プロジェクトが手掛けるチョコレートの販売を行う。
開催時間は、各日10時30分~12時30分、14時~16時。料金は2,000円。各回定員24人。申し込みは1月23日から電話で受け付けている。