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新宿ビームスジャパンで熱海発ファッションブランド企画展-最新商品販売も

Eatable of Many Orders exhibition「Arch Guild Anthropology / Porano Square ポラーノの広場」のメーンビジュアル

Eatable of Many Orders exhibition「Arch Guild Anthropology / Porano Square ポラーノの広場」のメーンビジュアル

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 新宿ビームスジャパン(新宿区新宿3)6階フロアと「B GALLERY」(TEL 03-5368-7309)で5月14日より、ファッションブランド「Eatable of Many Orders(エタブルオブメニーオーダーズ)」の企画展「Arch Guild Anthropology / Porano Square ポラーノの広場」が開催される。

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 「Eatable of Many Orders」は、アントワープ王立美術アカデミー卒という経歴を持つ新居幸治さんと、アントワープ、パリでベルンハルト・ウィルヘルムさんに師事した後、バルセロナで革工芸の経験を積んだという新居洋子さんによるファッションブランド。ブランド名は敬愛する宮沢賢治の作品「注文の多い料理店」に由来するもので、商品に使う素材、染色過程、革のなめしなどについて「食べ物の品質表示のように消費者に伝えていく」というコンセプトも表している。熱海に拠点を置きながら、パリと東京で毎シーズン展示会を開催しているという。

 同ブランドの商品は、「デザインとクラフトの橋渡し」をテーマに掲げるビームスのレーベル「fennica(フェニカ)」で取り扱っているが、今回は「ブランドの背景をしっかり紹介したいと思い、同企画を行うことになった」(B GALLERY担当者)という。

 会場では、同ブランドの2013年春夏コレクションを販売。今シーズンのテーマは宮沢賢治の短編小説「ポラーノの広場」。物語の中に出てくる「広場の入り口」を、デザイナーが興味を持っていた「アーチ」と重ね合わせてパターンに落とし込んだ服やバッグ、小物など約60点を取りそろえるほか、「ブランドの代名詞的な存在」という木と革で構成されたかばんの受注会も行う。

「B GALLERY」では「ポラーノの広場」から得たインスピレーションを、インスタレーションとして展示。宮沢賢治の画本を多数手掛けている小林敏也さんや木工作家の近藤正樹さんによる作品など「立体や映像などを多数展示する」という。

 同ギャラリー担当者は「同ブランドのデザインの背景を見ることができる貴重な機会」と来店を呼び掛ける。

 開催時間は11時~20時。今月23日まで。

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