新宿東口のグッチ新宿(新宿区新宿3)3階イベントスペースで4月27日より、書家・紫舟さんの個展「水滴々 人歩々(みずてきてき・ひとてくてく)」が開催される。
インタラクティブ・アニメーションの新作「瀧心図(takikokorozu)」
紫舟さんは、日本の伝統的な書に表情や感情などの表現を加え、世界に通用する「意思を表現する手段」として、国内にとどまらず世界を舞台に活躍している書道家。同ブランドのオフィシャルブログ「HAND」に出演するほか、東日本大震災で被害に遭った東北の子どもたちを支援するチャリティー「A Night to Support Children in Tohoku」のために作品を書き下ろすなど、これまでに同ブランドとのコラボレーションも展開してきた。
同展では、「水に対峙(たいじ)する日本の思想」をテーマにした作品を15点ほど展示する予定で、ほとんどが初公開となる。グッチのイメージにインスパイアされたという黒竜の金屏風や、海外で高い評価を得たというチームラボとの共作によるインタラクティブ・アニメーションの新作「瀧心図(takikokorozu)」などが紹介されるほか、スペシャルウインドーも展開予定。
同社は「日本の伝統文化である書を、立体やアニメーションなど現代的な手法で表現することで、革新的なクリエーションに昇華しているところをご覧いただきたい。本展初公開となる作品が多数そろうので、ゴールデンウイークなどにぜひお出掛けください」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~20時。入場無料。5月19日まで。