企業再生支援を手がけるリヴァンプ(港区)とロッテ(新宿区)は共同で6月8日、「バーガーキング」の1号店となる「新宿アイランドイッツ店」(新宿区西新宿6)をオープンする。
同店は、ロッテが運営する「ロッテリア」を業態転換するもので、場所はアイランドタワー地下1階。店舗面積は233平方メートル。赤と黄色を基調とした店内に、77席を設ける。
メーン商品は、直火で焼き上げた大型ビーフパティ、レタス、トマト、マヨネーズなどをサンドした「とてつもなく大きい」という意味のハンバーガー「WHOPPER(ワッパー)」。直径は約13センチ。そのほか、ハンバーガー約20種類、サンドイッチ約4種類、デザート約4種類、ドリンク約15種類を提供する。
「バーガーキング」は1954年、米国フロリダ州マイアミで設立されたハンバーガー専門店。現在は、65カ国以上で11,100店舗以上を展開している。日本では1996年、西武鉄道グループなどの出資により進出、業績不振により撤退した経緯がある。再上陸となる今回は、両社が共同出資して設立した新会社「バーガーキング・ジャパン」(渋谷区)が店舗運営を手がける。
新宿への出店を決めた理由として同社広報の鈴木さんは「ワッパーは肉好きの大人のお客様に召し上がって頂きたいと考えており、オフィスビルやホテルを利用されている方が、最もワッパーの価値を認めて下さるのではと考えたため」と話している。
同社は6月22日、「池袋サンシャインシティ」(豊島区)内に2号店をオープン、今後は「3年間で50店舗の出店」(同社)を予定している。