京王百貨店新宿店(新宿区西新宿1、TEL 03-3342-2111)は4月5日、地下1階・中地階の食品フロアをリニューアルオープンした。
同フロアのリニューアルは、2003年から約80億円を投じて段階的に行っている全館改装の一環。同フロアは3月1日に地下1階、中地階の一部を先行オープンしている。
リニューアルは、「食生活の洋風化や、家事の省力化による加工品・惣菜への需要を反映」(同店)し、中地階には惣菜8ブランド、菓子5ブランドを新たに導入。ブランド導入のほか、食品フロア入口を刷新し、上質感を高めるとともに幅広い客層の取り込みを図る。
中地階には、洋惣菜店「ポルタ・イル・マーレ・ヴィーア」がオープン。同店は、イタリアンレストラン「イル・マーレ」(小田原市)のシェフ、依田隆さんがプロデュースするもので、百貨店への出店は初。地元の小田原漁港で捕れた新鮮な魚や地元の野菜をメーンに使用した創作惣菜を提供する。主なメニューは、スパイシーなソースを添えた「フォカッチャ(舌平目のカツレツ)」(630円)や、サフランライスに梅とベーコンを入れた「小田原アランチーニ(梅とカリカリベーコン)」(147個)など。
また、ラスク専門店「ガトーフェスタハラダ」もオープン。メーン商品は、フランスパン専用の窯で焼き上げた、フランス語で「王様のおやつ」を表すガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」。主な商品は、「グーテ・デ・ロワ 中缶」(2,100円)や、ホワイトチョコでコーティングを施した「グーテ・デ・ロワ ホワイトチョコレート」(5月までの限定商品)など。
そのほか、中華惣菜店「家家厨房」、洋惣菜店「銀座ローマイヤ」、惣菜店「RF1」、中華惣菜店「涵梅舫」、和洋惣菜店「わたみキッチン」、天むすの店「天むす すえひろ」、洋惣菜店「della cucina」、洋菓子店「鎌倉ニュージャーマン」、かりんとう専門店「円山菓寮」、中華スイーツ店「ルイ上海」、老舗パン店「木村家總本店」がオープンした。