シネマート新宿(新宿区新宿3、TEL 03-5369-2831)で12月1日、インド映画「ボス その男シヴァージ」が「マサラシステム」で上映される。
同作は、インドのスーパースター、ラジニカーントさん主演のアクション・エンターテインメント作品。日本では今年公開され話題となった「ロボット」のドリームチームが製作を手掛けた。悪徳企業家に無実の罪を着せられ、命まで奪われそうになった男が復讐(ふくしゅう)を果たしていくストーリー。「ワイヤワークを駆使した奇想天外なガン・アクション、ジェットコースターのような展開に加え、数百人もの群衆が一糸乱れずに踊るミュージカル・シーンが見どころ」と同作配給会社アンプラグド(品川区)の担当者。
封切りに先駆け、六本木の系列館で11月23日、カレー&ビール飲み放題付きで「マサラシステム上映会」を開催。開場30分前からカレーを待つ観客で劇場は混み合い、ビールを飲みながら隣の人と談笑するなどにぎやかなムードに包まれた。上映が始まると、MCの合図で事前に用意していたクラッカーを一斉に鳴らしたり、ダンスシーンになると踊り出す観客が現れたりするなど、「祭りのような盛り上がりになった」という。
前回の「マサラシステム上映会」が好評だったことを受け、封切り初日の初回上映に合わせ、今回の追加開催が決まった。当日は、劇中のダンスシーンに合わせて踊れるよう、上映前にダンスレッスンを行うほか、オリジナル・ダンサーズによるインド舞踊のステージを予定する。
同日限定で、映画鑑賞券がなくても参加できる「インドマーケット」も特設。インド伝統のまぜご飯である「ビリヤニ」を販売するほか、「幸運をもたらすおまじない」として、主にインドの女性が手や足に行うボディー・ペイント「メヘンディ」を特別価格で提供する。
開催時間は12時20分~。料金は1,000円(「映画の日」価格)。先着100人にビールを無料で進呈する。