紀伊国屋サザンシアター(渋谷区千駄ヶ谷5、TEL 03-5361-3321)で8月8日、トークイベント「本当に怖い!『怪談えほん』の夕べ」が開催される。
宮部みゆきさん、皆川博子さん、京極夏彦さん、恒川光太郎さん、加門七海さんの5人の執筆陣と、画家の吉田尚令さん、宇野亜喜良さん、町田尚子さん、大畑いくのさん、軽部武宏さんらがタッグを組んで作り上げられた「怪談えほん」シリーズ(岩崎書店)。同イベントは、その刊行を記念して開くもの。
同シリーズは昨年10月から今年3月にかけて刊行されたが、「全5作品がそろったところで、タイプの異なる怖さを味わえると好評を博したこと、『怪談シーズン』である夏は店頭でも怖い絵本のフェアが数多く実施されることもあり、今回のトークショーを開くことになった」と岩崎書店の加藤さん。
当日は、同シリーズ執筆陣より宮部さんと京極さんをゲストに迎え、「作品に描き出された怖さ」「怖い絵本を編むことの意義」などをテーマに、企画監修の東雅夫さんとトークを展開。そのほか、ゲスト2人が他の作家陣の作品を朗読するリーディング企画や、サイン本の特別販売(先着各30人)も予定している。
加藤さんは「絵本の刊行記念イベントだが、宮部さん、京極さん、東さんのファンの大人の方々にも参加していただければ」と来場を呼び掛ける。
18時30分開場、19時開演。料金は1,800円。関連イベントとして、紀伊国屋書店新宿南店で「怪談えほん」フェアを展開中。8月中旬まで。