新宿文化センター(新宿区新宿6、TEL 03-3350-1141)大ホールで7月25日、「首藤康之×中村恩恵 with 梅田俊明&東京交響楽団~子どもたちに贈るセレナーデ~」が開催される。
同公演では「子どもたちに芸術性の高い作品を」をテーマに掲げ、世界的なバレエダンサーの首藤康之さん、中村恩恵(めぐみ)さん、指揮者の梅田俊明さん、声優の森田樹優さん、東京交響楽団がコラボレーションする。
主催する新宿未来創造財団(新宿文化センター)の山村さんによれば、首藤さんは幼いころ、誕生日に連れて行ってもらった劇場で居心地の良さを感じ、「この中で仕事をしたい」と思ったという。今回は子どもの感性の高さに着目し、着ぐるみの人形などが面白おかしく展開するようなものではなく、「あえて芸術性が高く、楽しいものを」というテーマで公演内容を決めた」とも。
上演されるバレエ作品の振り付けは中村さんが担当。「子どもたちに向けて作られたもので、今回の公演が初演となる」という。「『それゆけ!アンパンマン』や『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』などに出演する声優・森田樹優さんが1人で全役をこなす「ピーターと狼」も今回ならではのプログラム」と山村さん。カバレフスキーの組曲「道化師」や、ドボルザークの弦楽セレナーデ第1・4・5楽章(バレエ付き)なども上演する。
13時30分開場、14時30分開演。料金は、S席=大人4,000円、子ども2,000円、A席=大人3,000円、子ども1,500円、B席=大人2,000円、子ども1,000円。全席指定。