新宿区立大久保公園(新宿区歌舞伎町2)で6月3日、「第6回歌舞伎町 農山村ふれあい市場」が開催される。
同イベントは、農山村の特産物を紹介することにより、地方の地域振興と歌舞伎町のにぎわいを創出することを目的とし、2010年7月から年に2~3回のペースで開催されている。回を重ねるごとに来場客も増え続けており、第5回では雨天にもかかわらず約2000人が来場したという。
今回は農山村を中心とした10団体が参加。野菜をはじめ、果物や米などの農産物のほか、その場で味わうことができる牛串や「鶏ちゃん焼き」なども販売。宝塚大学東京メディア・コンテンツ学部(新宿区西新宿7)が似顔絵などを行うほか、ステージではジャズ生演奏なども披露される。
東日本大震災後は復興支援も行っており、福島県双葉郡の川内村観光協会、福島県いわき市の食品会社、気仙沼市陸前高田の酒販店など、被災地や風評被害を受けている地域からの参加も多数予定。
共催する歌舞伎町タウン・マネージメント(新宿5)の仁階堂さんは「大震災から1年が経過し、復興支援のスローガンも聞くに久しくなってきた。被災地を応援する意味も込めて、ご家族おそろいで来場いただければ」と呼び掛ける。
開催時間は11時~17時。