新宿三井ビル(新宿区西新宿2)1階の「エプソンイメージングギャラリー エプサイト」(TEL 03-3345-9881)で現在、三好和義さんの写真展「世界遺産 小笠原」が開かれている。
三好さんは1958(昭和33)年徳島生まれ。1985年、初めての写真集「RAKUEN」で木村伊兵衛賞を受賞。以降「楽園」をテーマにタヒチ、モルディブ、ハワイをはじめ世界各地を撮影。その後も南国だけでなくサハラ、ヒマラヤ、チベットなどにも「楽園」を求めて撮影し、その多くは写真集として発表している。近年は伊勢神宮、屋久島、仏像など日本での撮影も多い。近著は「京都の御所と離宮」「世界遺産 小笠原」。日本の世界遺産を撮った作品は国際交流基金により世界各地を巡回している。
同展では2008年6月と10年4月に撮影された小笠原の自然や生物など59点を展示。この秋エプソンが発売した写真愛好家向けプリンター「PX-7V」を中心とした高画質プリントで、写真集にないカットや高さ2メートルを超えるプリントの展示もある。ギャラリー担当者は「世界遺産に登録されて間もない話題の小笠原の自然が満載で、迫力もある。幅広い年齢層に楽しんでもらえるのでは」と話す。
23日・26日の13時~と15時~は、三好さんのトークショーとサイン会も予定。
営業時間は10時30分~18時(最終日は15時まで)。27日休館。12月1日まで。