小田急百貨店 新宿店(新宿区西新宿1、TEL 03-3342-1111)11階の催物場で8月31日、「秋の北海道物産展」が始まり、北海道以外で初となる「白い恋人ソフトクリーム」(300円)も販売されている。
30年以上のロングセラーとなる、石屋製菓(北海道札幌市)の「白い恋人」。この「白い恋人」のホワイトチョコを使ったソフトクリームを作るという長年の構想が、今夏の新千歳空港リニューアルをきっかけに実現した。7月22日より、同空港内「BLUE SKY 出発ロビー店」と、北海道の白い恋人パーク内「ソフトクリームハウス」で先行販売され、夏休みの観光客を中心に好評を博したという。
同展は、9月6日までの第1週と、9月7日~13日までの第2週に分け、食品・工芸の店を一部入れ替えて約80店が出店する。「当店の北海道物産展の特徴はなんと言っても『臨場感』。北海道の名店とコラボして毎回人気のイートインを提供しているが、今回は『ボリューム』『豪華』にこだわったオリジナルメニューが登場する」と同店営業広報担当の吉永さん。
日本橋「北の彩にぎりセット」(小樽市、3,000円)、函館らーめん六花「海の幸彩塩ラーメン」(函館市、ミニライス付、980円)、ドライブインいとう「豚皿オールスターズ」(十勝・清水町、1,365円)など、人気店が並ぶ。「各店が特徴を生かして用意した、北海道に行っても食べられない会場だけの味が楽しめる」と話す。「石屋製菓からは北海道の2カ所でしか食べられないソフトクリームが登場する。こちらも通販などでは味わえない『臨場感』アイテム」と吉永さん。
「温めながら約8時間かけてじっくりと練り上げた、なめらかな口当たりが好評の『白い恋人』のホワイトチョコ。これに新鮮な北海道産の生乳をブレンドし、しっかりとしたコクがありながらも、あっさりとした味わいに仕上げた」と石屋製菓広報事務局の田邉さん。1日1000~1500個の販売を見込む。イートイン以外では「白いバウムTSUMUGI」(直径約12.5センチ、1,260円)や白いロールケーキ(長さ約20センチ、1,260円)、新作のバウム「プレミアムバウム」(直径約13センチ、3,150円)なども販売する。
営業時間は10時~20時(火曜は17時まで)。9月13日まで。