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映画「うさぎドロップ」舞台あいさつにキャストら10人登壇-新宿ピカデリー

松山ケンイチさん、香里奈さん、芦田愛菜さん、佐藤瑠生亮さん

松山ケンイチさん、香里奈さん、芦田愛菜さん、佐藤瑠生亮さん

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 新宿ピカデリー(新宿区新宿2、TEL 03-5367-1144)で8月20日、映画「うさぎドロップ」が公開初日を迎え、監督・キャストなど総勢10人が登壇し舞台あいさつが行われた。

ずらりと並ぶ登壇者たち(関連画像)

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 同作は、「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載中の宇仁田ゆみさんの同名人気コミックを映画化。祖父の葬儀で出会った祖父の隠し子・りん(芦田愛奈さん)を引き取ることになった独身サラリーマンの主人公・ダイキチ(松山ケンイチさん)。息子(佐藤瑠生亮さん)を一人で育てるシングルマザーでモデルの二谷ゆかり(香里奈さん)との出会いなど、ひょんなことから一緒に暮らすことになった2人が、周囲の人々に支えられながら本当の家族のような絆で結ばれていくドラマが描かれる――。

 舞台あいさつの登壇者はSABU監督をはじめ、キャストの松山ケンイチさん、香里奈さん、芦田愛菜さん、桐谷美玲さん、佐藤瑠生亮さん、綾野剛さん、池脇千鶴さん、そして主題歌を歌うPUFFYの大貫亜美さん、吉村由美さんの10人。

 主役の松山さんは「めちゃめちゃ思い出深い作品。あっという間に撮影が終わってしまい、できあがった作品を見ると自分の『思い出のアルバム』のよう」と撮影を振り返る。芦田さんは「夏の撮影は暑くて大変だったけど頑張った。かわいくて大好きな映画なので、やっと見ていただけるのがうれしい。でも、松山さんと会えなくなるのは寂しい」と、プロモーションも最後となる舞台あいさつで名残惜しさを語る。それを受け、「僕はテレビを見てずっと応援する。打ち上げの時かくれんぼをして遊んでいて、最後に愛菜ちゃんが泣いて『忘れないでね。忘れないから』って恋人の別れみたいな変な感じになってしまって…」と松山さん。その様子を見ていた佐藤さんもつられ泣きをしてしまったという。「子どもってすてきだなと感じた。この思いを忘れたくない」とも。

 これまでの作品とテイストがあまりに違うことについて、「奥深い引き出しから『ぱっ』と出しただけ。他の引き出しもあるので、これからも期待してほしい」とSABU監督。最後に松山さんは「ダイキチの自分を変えていく潔さと強さが、今の男性にあればもっと日本男児はかっこよくなると思う。男性にも見ていただけているのはうれしい。良い映画だと思ったら、また映画館に来てほしい」とあいさつした。

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