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新宿OZONEで被災地の工芸作家支援企画-「手仕事を繋ぐ展」

栃木県矢板市に工房を構える設楽享良さんの作品

栃木県矢板市に工房を構える設楽享良さんの作品

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 西新宿の「リビングデザインセンターOZONE」(新宿区西新宿3、TEL 03-5322-6500)7階「リビングデザインギャラリー」で6月23日より、「東日本被災工芸作家支援企画 手仕事を繋ぐ展」が開催される。

宮城県仙台市に工房を構える佐々木里恵さんの作品(関連画像)

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 3月の震災では東北地方のみならず、一大窯業産地の栃木県益子町をはじめ、北関東各地で多くの「工芸の担い手」たちが被災者となった。制作活動に支障をきたし発表の場を失ってしまう。「あまりメディアでとりあげられていないが、北関東では震災で窯が壊れたり、作品が棚から落ちて破損したり、作品発表の機会が中止になったりと影響を受けている。そうした中で、何かできないかと作品発表の場を提供することになった」とリビングデザインセンター事業推進部の河村さん。

 会場では、被災地の作り手12人の作品約300点を紹介する。出展作家は以下の通り。陶磁器=石川雅一さん(益子町)、設楽享良さん(矢板市)、田代里見さん(仙台市)、田村一さん(益子町)、玉木一将さん(石岡市)、鶴野啓司さん(益子町)、土居恭司さん(宇都宮市)、馬場由知子さん(益子町)、Harvey Youngさん(益子町)、木工=原清さん(那須郡)、横山佳子さん(茂木町)、金工=佐々木里恵さん(仙台市)。

 「作家さんのとりまとめや、中心になっていただいたのが設楽さん。出展作家の年代の幅も30代の若手から60代のベテランまで、個性あふれる作品群が登場することになった。期間中の週末を中心に、会場で作家が作品の解説も行う」と河村さん。

 同展の売り上げの10%を義援金として日本赤十字社を通じて被災地に寄付する。

 開場時間は10時30分~19時。入場無料。水曜定休。7月5日まで。

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